Takumarレンズの分解手順

本日帰省先から戻りました。
散歩には出掛けることが出来ませんでしたので、Pentaxのレストアシリーズ第5弾として、SV、SP時代の標準のTakumar 50mmレンズの分解手順についてアップいたします。
ご興味のない方はスルーしてください。

Takumarレンズの分解手順

ペンタックス一眼レフ創生期の頃の50mm標準レンズは構造的に何種類かある様ですが、このレンズは構造が比較的安定した時期のものと思われます。
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①レンズの分解に必須な特殊工具は下記2点です。
吸盤オープナー
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カメラオープナー
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ネジ類や枠等はニスにて固定されていますので、無水アルコールで溶解後外すと容易に外れます。

②吸盤オープナーでレンズ化粧枠を外します。
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③化粧環を固定している3本のネジを外します。
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④レンズユニット固定用の3本のネジを外しますが、ネジを緩める前に、レンズの固定位置に「けがき針」等で印を付け、組み立て時の目印を付けておきます。
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⑤距離目盛り環の位置を∞に合わせ、3本の固定ネジを外します。
 上記同様、環の固定位置に「けがき針」等で目印を付けておきます。
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⑥距離目盛り環を外したヘリコイドの位置を組み立て時のために、けがき針で印を付けておきます。
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⑦3本のネジを緩め、基準点と被写界深度を表示した環を外します。
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⑧絞り環を図の上方にずらして外します。
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この時、クリックストップ用ボールが飛び出す事がありますので、なくさないようしっかり確保します。
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⑨レンズユニットの一番前側のレンズを外します。
 「カニ目溝」に、カメラオープナーを掛けて、反時計方向に回すとレンズ押さえ枠が外れます。
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⑩後玉ユニット(外側のカニ目)を外します。
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⑪後玉ユニットの前側レンズ押さえ枠を外し、レンズを外します。
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⑫後玉ユニットの後側レンズ枠を外し、レンズを外します。
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⑬これで、分解は完了となります。
 レンズは中性洗剤を溶かした水で丁寧に洗浄します。
 カビ等は中性洗剤水溶液(溶剤は不要)で十分落ちます。
⑭メカ部分や枠類も超音波洗浄器で洗浄した後、水洗して乾燥機で十分乾燥します。

最後まで、ご閲覧頂きましてありがとうございました。
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by Musashinosampo | 2013-09-24 22:18 | 写真機のレストア | Trackback | Comments(0)
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